公開:2020年10月28日(最終更新:2020年11月01日)
小麦の胚芽を使った一風変わった平麺で、もっちりとした食感が楽しめる「もみ打ち」という独自の手法で作られている。ラーメンと言うより中華そばと言った方が良いだろう。鴨油の香りとネギの旨みが特徴の濃厚なたれが、平麺にどれほど合うのか、興味が尽きない。
それではさっそくレビューを開始しよう。
職人のこだわりを感じさせるシンプルなパッケージ
タイトルと麺の写真だけが載っていて、余計な煽り文句もなく、こちらを試してくる挑戦的な包装に目を惹かれる。
袋には2人前の平麺とたれだけが入っており、中身もシンプルだ。
スープがなくたれのみなので、ある程度具材を入れていないと寂しい印象になってしまう。メンマやチャーシューは難しくても、のりくらいは用意しておきたい。できれば、緑の葉っぱのようなモノがあると、麺とスープが混じり合った美しい茶色をうまく引き出してくれるぞ。
油麺のような濃厚な油と醤油の風味が食欲をそそる
平麺がその独自の形状から、ねっとりとしたと混ざり具合になっており、たれが麺に非常に絡みやすい。するすると口の中に入っていくが、平麺だとは思えないほど、もっちりとした食感を楽しめる。さすがにパッケージに自慢げに書いてあるだけあって、その完成度は高い。
たれが油っぽいので、焼きそばを食べたように口の中が油っぽくなる。油をしっかりととりたい人にピッタリだ。そうでない人にはちょっと癖が感じられるかもしれない。それでも鴨油なのでニワトリやブタなどに比べると、あっさりしている。それでいて、濃厚な旨みも楽しめる。満腹感を味わいたい人にぴったりのまぜそばだ。
「鴨だしまぜそば」の感想
独自の製法で作られた「もみ打ち平麺」がとにかく美味い。その麺をうまく引き立ててくれるのがたれも忘れてはいけない。ただし、たれ自体はそれほど独自性もなく、油麺のような味だ。
それと冒頭でも書いたがスープがない分、具材で見た目と味が大きく変わってしまう。家庭で作るとなるとそれなりに用意しなければいけないので、一人分だけパパッと食べたいという人には向いていないかも。
麺に関しては1人分で130gと他の生麺に比べて多い。食べ応えはかなりあり、男性でも十分な量を楽しめる。強者はぜひ二人前茹でてたっぷりと麺のうまさを堪能して欲しい。お腹が空いているときにおすすめだ。
当サイトの評価
- 麺:
- スープ:
- 個性:
実際に作って食べてみた
参考動画 >> 食べようちゃんねる
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